■ 深川まつりについて | |
『わっしょい』という伝統的な掛け声を守る ため、統一されています。語源は『和を一緒に 背負う』=『和背負』という言葉が変化したも のといわれています。 祭りばやしと「わっしょい」の掛け声が響き 担ぎ手へのお浄めとして水をかけていたものが 現在では「水かけ祭り」と言われるほど迫力あ る水かけとなり、一見の価値があります。 1642(寛永19)年、徳川家綱の成長を祈念して 実施されたことが始まりである例大祭。 1643(寛永20)年より神輿渡御が始まりました が、当時は八幡宮の神輿と氏子の山車が町内を 練り歩いていました。 赤坂日枝神社の山王祭、神田明神の神田祭と富 岡八幡宮の「深川祭り」が、「江戸三大祭」と 呼ばれ、『御輿(みこし)深川、山車(だし) 神田、だだっぴろいが山王様』と江戸の昔から 言われていますが、現在では三年に一度の本祭 の際に八幡宮の神様が乗られた御鳳輦が渡御し そのお礼として74町会、53基の大人神輿の連合 渡御(れんごうとぎょ)は各町会、睦会、青年 部、青年会を中心とした三万人もの担ぎ手が集 まります。一列に並ぶと2キロにも及ぶ長い神 輿の行列は見る人を圧倒する迫力があります。 氏子町会が隅田川を挟んで江東区と中央区にま たがり約8キロ以上の道のりを渡御するため、 見物人もあちらこちらに見どころがあり朝7時 の八幡様前の出発前から、一日中あちらこちら に場所を移動しながら神輿見物を出来ます。 |
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■ 睦会について |
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本会は平野一丁目睦会、略称を平一睦会と称し 富岡八幡宮の祭礼にあたり平野一丁目町会の神輿 巡行に最大限の協力を行い、同時に会員相互間及 び町会行事の参加などにより親睦を図ることを目 的とする。 本会は平野一丁目に在住する者であることを基 礎資格とし本会の目的に賛同するもの者で、神輿 渡御に関する行事に協力できる者で組織する。 (活動内容) 1.神輿の管理及び、神輿巡行の協力。 2.親睦のための会合、リクレーション、旅行等。 3.平野一丁目及び地域社会との交流。 4.その他、趣旨に賛同し目的達成に必要と思われ る活動。 本会は会費と平野―丁目町会助成金及び寄付金 の収入で運営されています。 会費は年間10,000円を毎年1月に前納していただ きます。但し会員が学生である場合は不要です。 |
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<睦会規約> | |
■ 御神輿、山車について |
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平野一丁目の神輿は、神輿師十五代浅子周慶氏 の作です。 創業五百年浅子神輿店十五代当主「浅子周慶」は 日本彫刻史上十一世紀平安時代の偉大なる巨匠 「定朝」を祖とする鎌倉時代の彫刻美術の最高峰 「慶派」の名匠「法眼康慶」「法印運慶」「法眼 快慶」「法印湛慶」等の正統の流れをくんでおり 「浅子神輿」最大の特徴として鎌倉彫刻芸術の質 実剛健、華麗、写実的な作風が広く認められてい る。又露盤上に頂く「鳳凰」はその天駈を得た体 躯や美しく整えられた鵬羽根の表現等、「浅子周 慶」の特色はすでに顕著である。 |
「浅子周慶作」 子供神輿と山車 |
■ 祭り半纏について |
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深川まつりでは各町会ごとに半纏があり、その各町 の半纏を着用していない方は御神輿を担ぐことはで きません。 新たに町会員になられて方など半纏ご購入をご希望 の方はお祭り前に改めてご案内をいたします。 |